東部地域について

八王子市公式HPの「東部地域」に書いてあることを、私なりにざっくりとまとめさせていただきました。詳しく知りたい方はhttps://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisei/001/006/001/002/p014661_d/fil/05-6_toubu.pdfをご覧ください。

【現状】人口116,450 人(H22 年国勢調査)で、市全体の 約2割。地域の中央に大栗川、緑豊かな自然の中に整然とした住宅地。
交通利便性が高く(主要な幹線道路と京王相模原線)都心や相模原方面とのつながりが強い。様々な学術・研究領域を有する大学が多く立地。多摩丘陵自然公園、多摩丘陵北部近郊緑地保全区域、自然環境を活かした長池公園や小山内裏公園など多くの地域資源がある。南大沢駅や京王堀之内駅周辺には生活機能やサービス、産業・業務機能が集積し自然環境と調和した住宅市街地を形成している。

【課題】・進行する人口減少と高齢化へ対応するために利便性が高く移動しやすい住環境づくり
・大学と企業の連携による魅力を高めるとともに、市の中心部へのアクセスや周辺地域との交流を強化
・南陽台地区や多摩ニュータウンにおける空き家等の管理や共同住宅等の建替え、ストック活用への対応。橋梁などの都市基盤施設の計画的かつ効率的な維持管理
などが課題。

【地域づくりの方針】
①交通:都市計画道路 3・4・8 大塚小比企線の整備。西南部地域や日野市方面との地域間・都市間連携。東京消防庁第九消防方面本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)を核とした広域的な防災機能強化。駅周辺の交通流動の円滑化。路線バスのほか、地域交通の促進や、路線バスと地域交通等の乗り継ぎ利便性の向上など、多様な交通手段の最適な組み合わせによる移動しやすい環境づくり。
多摩都市モノレール八王子ルートの早期事業化目指して関係機関への働きかけ。

②市街地整備: 南大沢駅周辺は日常の活動や交流を担う複合的な機能集積。多摩センター駅周辺と機能連携を図りみどり豊かな自然環境と調和した地域拠点づくり。京王堀之内駅周辺は身近な生活圏の実現に向け機能・サービスを補完する生活拠点づくり。 鑓水周辺は東京消防庁第九消防方面本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)の大規模災害時活動を支援する拠点として、またリニア中央新幹線新駅など、将来のアクセス性向上を活かしたまちづくり。

③みどり:大栗川は、炎症遮断機能かつ親水空間として、長池公園、上柚木公園、小山内裏公園、大塚公園、長沼公園、平山城址公園はレクリエーションの場として保全・活用。堀之内寺沢里山公園は谷戸や里山としての保全。歴史的資源である絹の道、首都大学東京のみどり豊かなキャンパスの自然環境として維持・保全。

④都市環境・景観:車から公共交通機関への転換を促し、公共交通の利便性を向上させ効率的なエネルギー利用を。下水道管の維持管理及び更新。南大沢駅や京王堀之内駅周辺は、みどりを保全しつつ建築物の形態・規模への配慮・誘導を図り秩序とにぎわいのある景観形成を。多摩ニュータウンでは道路植栽や広場、長池公園などの公園においてゆとりと開放感のある良好な住宅地の景観を保全。絹の道は、八王子の歴史や豊かな自然環境を感じることができる重要な地域資源として谷戸の景観とともに保全。

⑤都市防災:多摩 NT 鑓水は大規模災害時の東京消防庁第九消防方面本部消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)の活動拠点として防災機能の強化を。住宅市街地では、木造住宅の耐震化を促進し、生活道路の拡幅や公園整備による防災空間の確保を図り不燃化を。多摩ニュータウンにおいては橋梁などの都市基盤施設の計画的かつ効率的な維持管理。地域の活力向上と防災・防犯力の強化。

【土地利用】
▼南大沢駅周辺は一般商業複合地として商業、業務などの機能集積を図る。▼京王堀之内駅周辺と多摩 NT 鑓水周辺は地域拠点の機能を補完・分担させ、歩いて暮らせる身近な生活圏として日常生活の利便性を向上させ活動や交流の拠点としての形成を図る。▼多摩ニュータウン通りや野猿街道の沿道の一部などは沿道型商業を中心に業務や居住など多様な機能の共存と、歩いて暮らせる身近な生活圏の形成を図る。
▼南大沢三丁目の一部などを産業・業務複合地として職住近接や地域の利便性向上に資する産業、業務、流通・物流などの機能集積を図る。
▼ 多摩NTの一部や南陽台などを低層住宅地と位置づけ、周辺のみどり等と調和した良好な住環境づくりを進める。
▼ 多摩NTの一部を中高層住宅地と位置づけ、共同住宅など中高層住宅を主体に、ゆとりある住環境づくりを進め、利便性向上を目指す。
▼ 都市計画道路 3・3・31 別所堀之内線や野猿街道の沿道の一部などを都市型複合住宅地として、建築物の共同化・不燃化等により、土地の高度利用と防災性の向上を促進。
▼ 大塚の一部などを一般住宅地として位置づけ、住環境の悪化を招くおそれのない商業・業務系の他用途との混在を許容しつつ、良好な住環境づくりを促進。
▼ 地域北側の多摩丘陵一帯の多摩丘陵自然公園や多摩丘陵北部近郊緑地保全区域は、良好な自然環境として保全を図る。

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