5.20 防災訓練と防災会

八王子市総合水防訓練

①二輪部隊が河川の様子を調べます

5月20日(土)9時30分から、浅川河川敷広場にて八王子市総合水防訓練が行われました。実は私、見るのはこれが初めてです。

訓練の想定は集中豪雨による河川の氾濫及び市街地の水害。河川の様子を確認するため二輪部隊が出動したり、浸水対策として土嚢だけでなく水嚢(連結水嚢工法)という工法があるのですね。また、土嚢にも積土嚢、改良積土嚢、鋼板防護などいくつかの工法があることも知りました。

②連結水嚢工法
③積土嚢工法
④土嚢を追加します
⑤鋼板積土嚢工法
⑥団多機能車
⑦救助に要する機材いろいろ
⑩全地形活動車

昨今は自然災害における救助の要請も多くなっているそうです。写真⑥の「団多機能車」には、小型動力ポンプやホースなどの消火機材だけでなく、がれきや倒木、車体などを除去するため、チェーンソーやエンジンカッターのような機材のほか、担架も装備しているとのこと。また、写真⑦の「全地形活動車」は、東京消防庁のHPによれば、泥濘地、急傾斜地、浸水地などあらゆる地形を走行可能で、情報収集や救助活動の初動対応、後続隊の進入路確保に活躍するのだそうです。※東京消防庁HP https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/tfd/hp-kyuujyoka/soku/vehicle03.html

また、河川の氾濫により土砂に埋もれた家屋と車両に脱出不能がいるとの想定の元、チェンソーで行く手を阻む木材をチェンソーで切断して取り除いたり、車両のドアを機材でこじ開ける救助訓練が披露されました(写真⑨⑩)。

⑨ドアをこじ開けます
⑩負傷者を担架で運びます

団地の防災会に入会しました

昨年末に設置されたという防災物置

午後は、この地域の防災会説明会に出席するため団地の集会所に行きました。
防災会の概要や役員の方の紹介があり、これからの展望などもお聞きすることができました。そして、敷地内を案内していただき、棟によって、入り口やたたずまいの違いなども知ることができました。いつも、自分の住まいから目的地までの道筋しか見ていないことに愕然としました💦
コロナ禍の前は、防災会で様々な催しを企画していたそうです。その時のリーフレットを見せていただきましたが、七夕、ビニールプールでの水遊び、夕暮れ時の居酒屋?などなど、季節に応じた楽しそうなイベントの記録がそこにありました。集会所には素敵なキッチンもあり、いろいろなことができそうです。

さて、説明会でいただいた資料には主催者の方の思いが込められていました。
「”隣は何をする人ぞ”ではなくて、一人では何もできなくても二人三人と人の輪を広げていき、助け合い、寄り添い、少しでも不安を取り除けるよう、私たちは考えております。」
とても共感いたしました。

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